40年以上の時を経て音が出た。
久しぶりにアトリエのコーナーを片付けました。
コーナーにはオーディオセットが置いてありますが、先日、突然レコードの音を聞いてみたくなった。 おそらく20年近くの長い間、電源を入れることも無かったので、動くのか音が出るのか心配だった。 しかしターンテーブルの電源を入れて定速で回り出した時にはほっとした。 そしてレコードを出してターンテーブルに載せ針を降ろし、スピーカーから音が出て来た時には感動した。 というのも、どの機器も40年以上の時を経ているものばかりだから。
アンプリファイヤー、レコードプレーヤ、オープンリール・テープデッキ(故障して動かないが飾りに物にしようと捨てずに置いてある) スピーカーは30㎝ウーワァー、スコーカー、ドームツィーターの3ウェイで壁にはめ込んである。 他には、廃棄してしまったFMチューナー2台、カセットデッキ2台があった。
アンプリファイヤー これは2代目のセット
コンデンサー類の劣化により音が出るのか?、ボリュームのガリ音が出ないか? と心配だったが、今のところ問題無し。 これは腰を落として提げないと腰を痛めそうに非常に重いセット。 当時は「良い音は重さに比例する」とか言われていた? (^-^;
レコードプレーヤー
これは、ターテーブルユニット、アームユニットの単体売りを購入し、外筐を自分で工作して組み立てたもの。 今、考えれば40年以上も前に当時、よく工作できたとものだと自分でも感心している。 カートリッジだけでも¥15,000~25,000、交換針も¥5,000以上もしたのに、当時の給料からすればよく買ったと驚く (^-^; 駆動系はダイレクトドライブでゴムベルト類を使っていないので劣化が無く、今でも動いたと思われるが、コントロールする電子回路のコンデンサー劣化は心配。
カートリッジ SONY XL-45、 GRACE F-8C、F-8L
オープンリール・テープデッキ(テープレコーダー)
残念ながら、この機械は駆動部分に使われている、ゴムベルト、プーリー類の劣化により動かない。 購入当時としては留守録音ができる画期的な機器だった。 やはり当時は人気のあった「FM fan」という2週間のFM番組表が掲載された雑誌を買って、留守録音をセットして「エアチェック」なることをやっていた。 先日、その留守録音に使ったテープリール20巻ほどを廃棄した。
カセット テープデッキ 残念ながらこの機械もゴムのベルト、プーリー類の駆動系が劣化して動かないので、近日中に廃棄予定。
全ての機器を SONY で揃えるつもりだったが、カセットテープデッキだけはTechnics (Panasonic) になった。 当時、SONY には操作ボタンがフェザータッチのものが発売されていなかったため。
早速、レコード棚からこの3枚を出してみた。
これからは、時々、昔のレコードをかけて聞いてみようと思う。
◆来週後半から、所属する「新城美術協会」の夏季展が開催されます。
私は30号、4号、SMの油彩画3枚を出品します。 次回のブログで絵画展の様子の一部をご紹介します。
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